イボ・ホクロ
イボ・ホクロ
- ホクロは、色素細胞の異常増殖によるものです。
- イボは、ヒト乳頭腫ウイルスが皮膚に感染してできる乳頭腫で、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれる病気です。
- レーザーはホクロの色素細胞、腫瘍にのみ作用し蒸散させる事ができます。顔面のホクロ、大きなホクロ、深いホクロなどは、なるべく傷を残さずに取り除くため、1~2回にわけた治療をお薦めしております。
炭酸ガスレーザーは、炭酸ガスを発振物質としたもので、10600nmの波長をもち、水に吸収されやすい性質を持っています。皮膚に照射すると、皮膚組織内の水分に吸収されて熱を生じ、一瞬のうちに組織を気化蒸散させてしまいます。
当院では、炭酸ガスレーザーCO2REを使用しています。
- 治療後の注意
治療後は、ハイドロコロイド素材絆創膏をはります。傷は乾燥させるより、湿潤の方がきれいに治ります。3日程度で、浸出液も少なくなります。化粧は翌日から可能です。1~2週間すると皮膚が再生しへこみが目立たなくなります。1ヶ月くらい赤みがありますので赤い間は紫外線予防がとても大事です。治ったあとをシミにしたら効果半減です。肉眼ではみえない小さな細胞や色素を含んでない細胞を取り残したために、また出てくる可能性はあります。しかし再発は放置しておいてもよいことも多く、再治療も簡単におこなえます。